教員情報 | |
ニシデ ヨシオ
NISHIDE YOSHIO 西出 良郎 所属 文学部 英語英米文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/12 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 『とはずがたり』と『トップ・ガールズ』における母 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 外国文学研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | (27号),1-24頁 |
概要 | Lady Nijoはみずから産み落とした子供を男たちの都合で奪われ続けるうちに、4人目の子を産んだときには「奇妙なことに、子供に何の感情も抱かなくなりました」と語り、母性の喪失を印象づけているが、本論文は、チャーチルが参照したカレン・ブラゼール訳が「いかでかあわれならざらん」を “curiously enough, I had no feelings for him”と誤訳していることにその原因があることを突き止め、そのブラゼールの誤訳が母性喪失というテーマを扱うチャーチルにとって幸いであったと論じる。 |
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