教員情報 | |
オオブチ ユミ
OBUCHI YUMI 大淵 裕美 所属 家政学部 家政学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 研究紀要 |
標題 | 「困難な状況下でも良好なライフスタイルを実践する女性たちの発掘と問題解決法の解明に関する探索的検討」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『厚生労働科学研究費補助金 平成28年度総括・分担研究報告書』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 厚生労働省 |
担当範囲 | pp.95-105. |
著者・共著者 | 大淵裕美 |
概要 | 困難な状況下でも主体的な健康づくりを実践する者(ポジデビ)の行動特性の解明を行った。具体的には、身体的・精神的な主観的健康感が良好なシングルマザー15名を対象にインタビュー調査を実施した。その結果、ポジデビ共通の特徴として、心身の健康を維持する行動、サポートネットワークの保持、経済的資源の確保が明らかになった。さらに、先鋭的なポジデビの特徴として、自らの力で問題解決する志向性、徹底的な情報収集に基づく意思決定、経済的資源の確保や節約法に関する知識・方法を保持し、暮らしを豊かにする行動の習慣化、確立されたライフスタイルと他者への発信が析出された。本研究を通じて、社会資源を生活資源に活用する行動特性が見られることが明らかとなった。
【関連授業科目:家族関係学、社会調査法、生活福祉論、生活プロジェクト演習、家政学を学ぶ】 |
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