教員情報 | |
ウチ マサコ
UCHI MASAKO 内 正子 所属 看護学部 看護学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/02 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 慢性病児・障害児の家族支援のためのアセスメント質問紙開発とその信頼性・妥当性・臨床応用の検討
(査読付) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 家族看護学研究 |
巻・号・頁 | 13(3),114-123頁 |
担当範囲 | 質問紙の作成、データ収集、分析、看護への応用を担当した。図表の作成を行った。 |
著者・共著者 | 村田惠子、内正子 |
概要 | 慢性病児・障害児の家族支援のためのアセスメント質問紙を開発し、その信頼性・妥当性、および臨床応用の可能性を検討した。質問紙は、家族長期ケアモデルを概念枠組みとし、慢性の健康障害が家族に及ぼす影響の媒介変数と家族の適応状態を示す家族機能レベルの5尺度から構成される。これを用いたアンケート調査を115名に実施し、因子分析を行った。質問紙の妥当性については、小児・家族看護学を専門とする大学教員と臨床看護師等により検討され、構成概念妥当性は各尺度の因子分析の結果から、基準関連妥当性は「家族ストレス認知」と「家族機能レベル」の2尺度で確認された。信頼性については、各尺度のCronbach's α信頼性係数より内的一貫性が、安定性は「家族の強み・資源」と「家族機能レベル」の2尺度で反復信頼性が支持された。臨床への応用については、当質問紙を小児外来の看護相談と在宅ケアで慢性病児・障害児の家族に活用した結果、面接結果との整合性、および家族実践における意図した家族アセスメントが可能なことが確認できた。 |
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