教員情報 | |
オオブチ ユミ
OBUCHI YUMI 大淵 裕美 所属 家政学部 家政学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/10 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「女性の食生活をめぐる規定要因――子どもの存在・社会的要因の効果――」(査読付) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『家政学研究』62(1) |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 奈良女子大学家政学会 |
担当範囲 | pp.1-11. |
著者・共著者 | 大淵裕美 |
概要 | 子どもの存在が女性の食生活を規定する要因となりうるのかについて、女性の社会的要因を考慮しながら検証した。NHK放送文化研究所が2009年に実施した「健康に関する世論調査」の個票データのうち、20~49歳の女性663名を分析対象としてロジスティック回帰分析を行った結果、次の点が明らかになった。まず、子どもの存在は、多様な女性の食生活の中でも1日3食摂取するという食生活のリズムと、原産国や生産地に配慮するという食の安全性というごく限られた局面に影響していた。それに対して、社会的要因は女性の食生活の多方面に作用していた。以上より、女性の食生活改善には、社会的要因を考慮したアプローチが有効である可能性が示された。
【関連授業科目:家族関係学、社会調査法、家政学を学ぶ】 |
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