教員情報
     


  ナガフチ トモエ   nagafuchi tomoe
  永渕 朋枝
   所属   文学部 日本語日本文学科
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2003/12
形態種別 著書
標題 民友社と『文学界』
執筆形態 分担
掲載誌名 『民友社とその時代』(西田毅、和田守、山田博光、北野昭彦編)
出版社・発行元 ミネルヴァ書房
巻・号・頁 272-258頁
著者・共著者 (分担執筆)西田毅、和田守、山田博光、北野昭彦、中村青史、宮崎晶行、近藤裕樹、高坂盛彦、笠原芳光、出原政雄、田中和男、藪田謙一郎、吉田正信、芦谷信和、槙林滉二、畑有三、永渕朋枝、中島礼子、ひろたまさき、神谷昌史、長妻三佐雄、林葉子、鈴木貫樹、栗林秀雄、平林一
概要 明治の言論界をリードした民友社の総合的研究書、全542頁中の論文。民友社は〈すでにあるもの〉に文学の領域を限定し、文学のジャンルや「進歩」、「基督教」といった〈文学以外の基準〉で文学を論じた。これに対して「文学界」の透谷らは〈文学独自の価値〉を求めた。「文学界」派は、民友社の文学論の影響、刺激、あるいは攻撃を受けて、〈文学独自の価値〉を自覚していった。「文学界」は、民友社のひとつの発展でありながら、同時に反転でもあったのである。(依頼論文)