教員情報 | |
イノウエ カツシ
INOUE KATSUSHI 井上 勝志 所属 文学部 日本語日本文学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/10 |
形態種別 | 論文 |
標題 | 作者近松の売り出し |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | やそしま |
出版社・発行元 | 関西・大阪21世紀協会上方文化芸能運営委員会 |
巻・号・頁 | (7),30-48頁 |
概要 | 貞享二年道頓堀競演において義太夫の商品化が、そして、貞享四年作者署名非難の中で近松の商品化がなされたのであるが、『曾根崎心中』大当たりによる、諸方の負債完済を見た筑後掾が芸能界引退を表明する。これに対して、二人の再売出しが図られ、以後道頓堀において竹本座は発展を見る。これらは、ひとり義太夫・近松の天才・思惑ではなく、竹田一族、書肆山本九兵衛、京都の名太夫宇治加賀掾らの後ろ盾を得てのことであったことを述べた。 |
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