教員情報 | |
イナガキ ヨシシゲ
INAGAKI YOSHISHIGE 稲垣 善茂 所属 文学部 教育学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 理科教育における自主学習システムの開発と教育効果(第3報) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 教育諸学研究 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神戸女子大学 文学部 教育学科 |
巻・号・頁 | 31,27-40頁 |
著者・共著者 | 岩本哲幸,稲垣善茂 |
概要 | 近年の情報通信技術(ICT)の教育への導入にともない,本学でも教育学科学生向けの教職専門科目である理科概説および理科教育法の生物分野での教材の電子化も試みられている。化学に関する講義(粒子領域)では,小学校教諭として理科実験を指導するために必要な試薬の性質・実験器具の用途と取り扱い方などを理解させ習得させるために,毎回与えられたテーマに関する実験を行い,結果をレポートにまとめて提出させている。実験や演習などの実技をともなう科目では,講義内容をインターネット上で公開し,予習に必要な講義内で行われる実験内容の操作手順が確認できるスライドや,実験結果や考察をまとめるためのレポート作成例が閲覧できることが望ましい。また,結果や考察に必要な化学計算の確認と反復練習が行えることも重要である。ここでは2回生後期開講科目である理科概説,3回生前期開講科目である理科教育法のうち,最新の化学(粒子領域)に関する教材の公開内容と,教材の閲覧回数と定期試験の得点への影響・効果について考察する。これらの内容は、粒子領域における教科内容の理解、理科全般の指導法の改善に関係が深い。 |
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