教員情報 | |
オオブチ ユミ
OBUCHI YUMI 大淵 裕美 所属 家政学部 家政学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/11 |
形態種別 | 論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 「調理実践にみる妊娠期女性の経験と意識の変容 ―ある初産婦の食事日記とインタビューを事例として―」(査読付) |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 『女性学年報』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本女性学研究会 |
担当範囲 | 35,pp.1-26. |
著者・共著者 | 大淵裕美 |
概要 | 妊娠期の女性が、調理を通じてどのように胎児への配慮と家族への配慮を実践しているのかについての解明を目指した。具体的には、パーフェクト志向の高い初産婦1名に実施した日記調査とインタビュー調査に基づきながら、彼女が直面した調理をめぐる困難とそれに伴う家族のサポートの変化、当人の認識の変容について検討した。その結果、(1)妊娠期においては、自分の身体を通じた胎児への配慮と、夫をはじめとする眼前の他者への配慮の両立が、妊婦の悩みの要素になるという点や、(2)妊娠期において望ましいとされる食生活の実現には、妊婦自身のみならず家族も、調理に関する知識の幅や技術の習得程度が重要な要素となる点が明らかになった。
【関連授業科目:家族関係学、くらしの社会学、社会調査法、家政学を学ぶ】 |
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