教員情報 | |
ショウジ ヒロコ
SHOJI HIROKO 小路 浩子 所属 看護学部 看護学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 研究紀要 |
査読 | 査読あり |
標題 | 市町村保健師の経験のプロセスからみた職業的アイデンティティ形成の影響要因-熟練保健師の経験の語りから- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 神戸女子大学紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神戸女子大学 |
巻・号・頁 | 3,55-64頁 |
担当範囲 | 全文 |
著者・共著者 | 小路浩子,上野昌江,大川聡子 |
概要 | 目的:市町村保健師の経験のプロセスをとおして職業的アイデンティティの形成に影響を与えた要因を明らかとする.
方法:行政機関での実績を残した2名の保健師に半構成的面接を行い、逐語録化したデータを時系列に並べ替え,経験のプロセスとして再構成し,職業的アイデンティティに関連する語りの中から,アイデンティティの形成に影響を与えたと考えられる経験や認識を抽出し,コード化し,カテゴリー化した. 結果と考察:乏しいマンパワーと脆弱な活動体制の中で,保健所保健師をロールモデルとして活動基盤を形成していった市町村保健師の経験のプロセスが明らかとなった.ロールモデルがあること,保健師活動を期待された環境等が職業的アイデンティティの形成に影響を与えていた.彼らは,行政職と保健師の2つの自己意識の間で葛藤しながら,保健師としての自己意識を貫くことで,職業的アイデンティティを確立していったと推察された. |
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